４０年来の友人林さんから２００１年１０月に個展の案内状をいただきました。

　素晴らしい作品を鑑賞させていただき感激してアルバムを作り林さんにお贈りしました。その折の小生の気持ちが良く現れているので、林さんへ差し上げたお礼状を以下に紹介させていただきます。

林　猛　さま

　１０月に招待状をいただき、３ヶ月もあるのだから何時でも行けると思っておりましたら結構雑用（遊び）が多く年の瀬も迫ってきてしまいました。あっと言う間に貴重な一年が過ぎ去ってしまいますね。

　年末年始は道路も混むと思い天気も良いので清里まで行くことにしました。実は最近乗り換えた車にカーナビなるものが装着されており何の苦も無く丘の公園に到着できました。最近地図を見るのがしんどくなりカーナビの有り難さを痛感しております。予想通リ高速道路はスカスカ、林さんの会場も小生一人と快適にゆっくり、じっくりと作品を楽しませていただきました。

　やはり入り口の連作「横浜�T、�U」はあっと言わせるインパクトがあります。写真を撮らせていただいて再度ゆっくり鑑賞させていただくと、林さんの魅力（小生にとっての）は赤と青にあるように思います。作品「沖縄名護」の海の青、屋根の赤との対象が素晴らしく南国の雰囲気が大変良く表現されていると思います。家内は行かなかったのですが写真を見て「沖縄名護」が一番と申しております。　林さんの作品は勿論のこと、開催場所もとても良く、雪を被った冨士山や八ヶ岳もとても素敵で、お陰様で清々しい一日を過ごさせていただきました。



　記念にアルバムを２部作りましたので１部お送りいたします、ご笑納下さい。　三脚を使いませんでしたので写真としての出来は芳しくありませんが良く雰囲気が出ていると思います。

　素晴らしい作品を鑑賞させていただき有難う御座いました、お元気で新年をお迎え下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　01/12/20 　　dora

　その折の個展会場内外の写真をお見せします。会場の入り口
沖縄名護　星降る街�T＆�U






横浜�T&�U室内温泉プール会場入り口から冨士山を望む帰り道での八ヶ岳






　このアルバムを久し振りに開き（2004/02)、林さんの素敵な絵をHPに掲載させてもらえ

れば誰でも見たいときにすぐ見ることができるのにと思い、早速林さんにお願いし「林猛

画伯の油絵ギャラリー」を開催できることになりました。　皆様どうぞごゆっくりとお楽

しみ下さい。新しい作品や展覧会の案内など順次掲載させていただくつもりです。

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９８年個展の時のご挨拶

これまでを要約してみると、私が絵を描いているのは、何のことはない。 可能性を創りたいだけであった。　そして無限を感じたからであった。 絵を描くことがなにより好きだったとか絵がうまかったからではない。 絵を描くのが嫌いでない程度のことである。　技量は全くないのである。 文学や音楽や演劇に比べて　可能感　があっただけである。 学校の教科の中で、一番さぼれる楽しい時間だった。 自己主張のできる時間だった。 今も私は　サボり　の絵　であると人に語るのである。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　林　猛